会長ご挨拶
会長 萬谷 浩幸
事業所名:よろずや観光株式会社
<<基本方針>>
スローガン インフルエンサーになろう ~新たな10年の幕開け~
世界はいま、新型コロナウィルスの蔓延という未曾有の危機を乗り越え、力強く回復しつつあります。また、ChatGPTをはじめとするAIブームにより、イノベーションの可能性が一般の人たちに手が
届く範囲にまで一気に広まりました。しかし一方で、ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルのガザ地区侵攻など、地政学的リスクが高まっています。また、世界的なインフレや中国の景気減速など世界
経済の不安定さは日々増しています。日本では長引くデフレを脱却し、日経平均株価がバブル後の最高値を更新するなど明るい兆しが見え始めました。そんな中、令和6年1月1日に能登半島地震が発災し、
加賀エリアでは人的被害はなかったものの、企業の設備等に大きな影響を与えました。令和6年3月の北陸新幹線敦賀延伸を機に、加賀市は観光産業の復興や交流人口の増大などに取り組んでいるところです。
昨年度、石川県連が主管となり日本商工会議所青年部第43回加賀能登の國いしかわ小松大会が開催されました。今回の全国大会は能登地域の復興をテーマにした事業が新たに追加されました。加賀市内でも、日本YEG諸会議や前泊者交流会が行われました。多くの青年経済人が加賀の地に訪れ、多大なる経済波及効果がもたらされました。また、石川県連や日本YEGの仲間たちとの関わりも深まり、さまざまな人的交流も図ることができました。本年度はいよいよ加賀商工会議所30周年記念式典・祝賀会が開催されます。日頃お世話になっている地域の諸団体や親会、加賀YEGの先輩たちに感謝の気持ちを伝え、先人たちが培ってきた伝統を踏まえ、さらなる飛躍ができるような30周年にします。
本年度のスローガンは「インフルエンサーになろう ~新たな10年の幕開け~」にさせていただきました。「インフルエンサー」というとSNSで活躍する人というイメージですが、本来は影響を与える人という意味です。YEGでの活動で学んだことを活かして、地域や会社、家族に影響を与えられる人になりたい、そんな思いを込めてこのスローガンを選ばせていただきました。90名近い会員が在籍する団体として、公開の事業を増やし、加賀YEGの存在感を地域のみなさまに示せるようにしたいと思います。30周年という節目の機会に、今後10年に向けてメンバーが思いをひとつにできるように、しっかりと準備を進めていきます。
昨年度は全国大会のキャラバンなど加賀の枠を飛び越えた外向きの事業によって、新たな経験を得ることができました。本年度は予算を単会事業や周年にしっかりと振り分け、メンバーに成長を促す活動をしていきます。ふだんなかなか参加できないメンバーにも、ぜひ参加したいと思ってもらえるような事業、参加しやすい事業をしていくことで、メンバー参加率を高め、会員を増強していく、そんな1年にしていきたいと思います。1年間、どうかよろしくお願いします。
≪事業方針≫
◆地域活性化委員会
加賀の魅力を発信する、ヴィジョンを共有することで会員の一体化を高める
・30周年記念事業(公開)
・ヴィジョン発表アワー
・加賀ふるさと検定(担当)
◆研修委員会
会員の資質向上を目指す、対外事業を行い地域に存在感を示す
・研修事業1(公開)
・研修事業2(公開)
・加賀温泉郷寛平ナイトマラソン(担当)
◆交流委員会
会員同志の交流をすることで、参加率、定着率向上を目指す
・交流事業
・望年会
・卒会式
◆拡大委員会
会員の拡大と会員の参加率向上を目指す
・拡大事業
・新入会員オリエンテーション
・3団体合同親睦ゴルフ大会(担当)
◆総務委員会
各種会議体の運営、予算の管理、協力団体との連携を図る
・通常総会
・3団体合同例会
・定例会・臨時総会